お洒落はとても好きです。
見たことのない色合いや模様、形をただ目にするだけでもワクワクし、ホームスパン、ボタンや刺繍…人の手作業のみで作られたものにはため息し、崇めたてまつりたくなります。
中でも服は、いろいろ試して遊んでみるのも好きだけど、気に入ってよく身につけるものはやっぱり…自分に合ったサイズ、色、素材でできています。
それならば、“自分の服は自分で作る”ことをはじめてみようではありませんか。ミシンで真っ直ぐ縫うことが苦手な私をそんな大それた気持ちにさせてくださる方に出会ってしまったので、さっそくレッスンに伺わせていただきました。
その日はまず、採寸をして自分の体型に合った型紙を作ったのですが、バスト/20+0.8などなど細かいわり算や、足し算がすごい出てきます。
全く新しい世界に顔を突っ込んで、足も0.3歩くらい入れてしまって新鮮な気分でした。
“編む” “紡ぐ” “染める” の次に “裁つ” “縫う” が現れました。
シンプルだけど奥の深いこの動作の数々をずっと続けていけたらこの上ないです。
人間に必要な生活のことを地道にされている年輩の方に出会う機会が多くなり、とても勉強になっています。
長年実践されてきた方々の知恵を分けていただくことって本当に貴重な体験でありがたいです。
私もいそしんでまいります。