ト・プローヴァト

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水の神さんふたたび

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結婚式の日に、髪結い・メイク・着付けを全て担当してくれた肝っ玉おばちゃんは「ありのままの私でないといかんだでね~」と、バリバリの諏訪弁で話しかけてくれる頼もしい人だった。

それでいて、私専用に着物の中に当てる布のサイズを縫い直してきてくださったり、苦しくない??と何度も確認してくれたり、くったくなくお茶目なことを言って笑わせてくれたり、そのうえ私が式の合間にトイレへ行った後、衣装を直す手はパンツの確認までしてくれていた。
うまく上げられてなかったので、「ズリズリッ」と笑いながら「なんでもやるよー!」とくりくりの腕で上げてくれる職人ぶりだった。

一生に一回しか会わないかもしれない人なのに、なんでこんなに近くなってしまうの~。。と、その日のうちに分かれの来てしまうおばちゃんにキュンキュンしてしまっていた。

半日ズラを被った後、食事会へ行くために着替え、ヘアアレンジを変えてもらう時、私はドライフラワーのピースを何本もバラバラで用意していた。
こういうの付けてみたいんですー。っておばちゃんにリクエストすると、また「ありのままの私でないといかんだでね~」と言いながら、髪を結い直した後、お花や葉っぱを無造作に束にしたり、いい角度を選びながらスイスイ刺してはまるで魔法のような手さばきで新しいヘアスタイルに変身させてくれ、最後に余ったのを束にしてヘアピンとミニゴムを足すと旦那さんの襟元にもチョイっと飾ることができ、飴ちゃんを一掴み手渡してくれる素早さだった。
そして「食事中、お笑いが必要だったらおばちゃんいつでも行くだでね~」とニカニカ笑顔で送り出してくれた。

実に晴れやかなお別れだった。


一期一会の諏訪のあの人
次があるならどこかのスーパーだろうか
どこかの食堂だろうか
御柱祭だろうか
巡り巡ってフッと会えるだろうか

山の中を
緑の中を
厳しい季節の中を
ありとあらゆる生きものたちの中を
幾年月も絶え間なく巡り行き交う水の神さんは
きっと知っていても答えはしない




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by toprobato | 2017-06-29 12:25 | しぜん | Comments(0)