ト・プローヴァト

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公園デビュー

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とにかく晴れたら洗って干す

羊の毛を扱うようになって

おばあちゃんのように西の空を気にするようになった

一度緑の中で糸を紡いでみたくなって
雨が降りだす前に近くの公園へ

年始にアメリカからやってきた折り畳み式の糸車をかかえて場所を探す

広場の隅の屋根のある一角でその念願の行為を始めてみた

遠くから響いてくる吹奏楽部の音

ウグイスやホトトギスのさえずりの中で

するするする くるくるくる

と一本になっていく洗いたての羊毛を見ていられるのはこの上ない

ずっとずっと続けばいいのにと思っているうちに閉園時間となった

ねずみ色の空から雨がポツポツやってきた
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by toprobato | 2012-06-16 00:39 | ひつじ | Comments(0)

人から人へ。

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なにかがつづいている
5月の旅は流れ去りながらも


フェリー乗船前、矢野さんから「今は無き雄鶏社から出ているのよ」と手渡されたこの本

横尾香央留『プレゼント』

『プレゼント』をプレゼントされることになってしまった♪

旅の間鞄にしまいこまれていたけど、帰ってからゆっくり開いてみると…


香央留さんの言葉によるほほえましいエピソードとともに、その時の気持ちや相手へのイメージを込めて一針一針作成し、手渡されたプレゼントが紹介されている。
写真はホンマタカシさん
作品ごとに編み図まで添えられている。

岡さんのバックから登場した“羊をめぐる冒険”そして矢野さんからさりげなくいただいた“プレゼント”。

この2冊に同時に出会った。

なんて組合わせだろう。。


帰ってから次の日、2人展でおなじみのトンちゃんと合って話すうちにニットユニットの話が立ち上がってきたので、この本を読んで、あ!と思い、すぐに持っていった。

トンちゃんも今ちょうどニットの指人形を作っているところだったので、すぐに香央留さんの世界にニマニマ。(トンちゃんもよく、せっせと編んではプレゼントするのでこの本を読んだ時、私は香央留さんのことをトンちゃんじゃないかと思ってしまったほど)

私はそのトンちゃん作の体とかパーツに顔とか何かを付け足していく役目。

去年はミトンをコラボしてとてもワクワクした。
それの進化系になっていくといいな。

ほんとうにこういうタイミングにはドキドキさせられる。

旅の3人とニットの2人と
交互にやってきたバランス

もうとっくに組み込まれていたんじゃないか…ってぞわぞわしてしまうけど、いいぞいいぞって。

普段は忘れてしまっているけど、心のどこかで思っていたことがアコガレでなくホントウになる瞬間っていくつも起こっているような気がします。


夢だけど夢じゃなかった現象


起これや交ざれ


そうして流れ去れ
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by toprobato | 2012-06-12 13:33 | 今日のコレ! | Comments(0)

じぶんに。

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原毛以外も連れてかえりました。



札幌のマリヤ手芸店では、ラメの刺繍糸


小樽の雑貨屋さんでは、羊の置物と羊の出てくる絵本



さっそく糸の出番がありそうでワクワクしています。
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by toprobato | 2012-06-06 22:20 | 今日のコレ! | Comments(0)

めぐりめぐって

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旅は流れるように過ぎるもの


本当にこんなにスムーズに予定どおり巡ることができるなんて思ってなかったのでそれだけで大満足なのですが…やっぱり終わってみると寂しいものです…

スケジュールのためあまり長居できない所もあって、移動の度もっと牧場主さんや家族の方とお話したり、放牧風景をいつまでも眺めていたいような気持ちがしてくるのでした。

旅の間は、昨日いた場所と今とを比べて全く別の旅のように感じたり、昨日が1ヶ月や一年前のようにも感じるほどで、帰ってきた今もあれは本当だったのだろうか、とぼんやりしてしまうほど濃厚な約10日間でした。

岡さんと私は羊との日々、矢野さんは写真との日々が相変わらず続くことでしょう。

あちらで出会いお世話になった方々、野村さん、同行していただいたお2人に大大大大感謝しながら、北海道女3人旅は無事幕を閉じます。


また会う日まで。




《役に立ったもの》

・スマートフォンのGPS機能
電波が悪くなるとまったく役に立たないが、ほとんどの所で機能してくれた。

・北海道地図
カーナビがなかったので大変期待された。というか無いと大変なことになっていた。

・『ひつじにあいたい』
この本が目標!という程大変参考にさせていただいた。おかげでこの本に紹介されている牧場に宿泊しながら順序良くまわることができた。
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by toprobato | 2012-06-06 22:16 | ぼうけん | Comments(0)

羊をめぐる 18

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夕暮れ時、小樽に着く


港町として栄えたんだろうことが想像される大きな倉庫群が、お土産屋などに変貌をとげていてまたしても時間軸があやふやになってしまう。


ちょっとした哀愁と異国情緒があって、あまり疲れてさえいなければ、あてもなく歩きまわっていたくさせる。そんな町でした。


明日の船内での食料を買い込み、急いでお土産屋をまわって海鮮丼を奮発して食べてしまうと、3人はすっかり旅を終えた気分で満足してシーン。。とおとなしくなるのでした。


________________


夜中に舞鶴行きに乗り、次の日もゆったりのんびり帰路に着くことに。


ハンドスピンドルの続きを少し
鼻笛を少し
お風呂ゆっくり


岡さんが黙々と春樹を読み、矢野さんに何か感想をボソボソ言っている頃に昼間からまどろんだ私は船の揺りかご。。



帰ったらひたすら洗ったり、干したり、羊のことが待っています。


羊のこと


私にとってまだまだ知らないことが待っていてくれる。


そのための冒険なのです。



今もこれからも。
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by toprobato | 2012-06-06 22:15 | ぼうけん | Comments(0)

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「今日は寝ないよ。ここでずっと友だちを待つんだ」
「今日来るってわかるのかい?」
「わかるよ」
と僕は言った。
「彼は今夜十時にここに来るんだ」



『羊をめぐる冒険』 村上春樹
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by toprobato | 2012-06-06 22:12 | ひつじ | Comments(0)

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僕は午後の大半を草原を眺めて過ごした。草原を長いあいだ眺めていると、白樺の林のあいだから今にも誰かがひょいと姿を現わし、そのまま草原をつっきってこちらにやってくるような錯覚に襲われた。大抵はそれは羊男だったが、ある時には鼠だったり、ガール・フレンドだったりした。ある時にはそれは星印をつけた羊だったりもした。



『羊をめぐる冒険』 村上春樹
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by toprobato | 2012-06-06 22:11 | ひつじ | Comments(0)

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「あまりうろうろすると熊に会うよ」と彼は言った。
「このあたりで一匹はぐれてるようだからね。昨日の午後あとをみつけたんだ。もしどうしても歩きまわりたいんなら、おいらみたいに腰にすずをつけるんだね」
羊男は衣裳の腰のあたりに安全ピンでとめた鈴をりんりんと鳴らした。



『羊をめぐる冒険』 村上春樹
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by toprobato | 2012-06-06 22:09 | ひつじ | Comments(0)

羊をめぐる 17

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(美唄)

アルテピアッツァ美唄


幼稚園と併設されているギャラリーは定休日だったので中に入れませんでしたが、周りには大きな彫刻が点在し、森へと続くアートの庭になっていたので散策気分で歩いて楽しみました。

森の奥では見たこともない松ぼっくりを拾うのに夢中になり、熊笹の林では「熊出没注意」の看板と鈴をいたるところで見つけ、ギョッとするのでした。


ここでも異空間を満喫

暑いくらいの昼下がり
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by toprobato | 2012-06-06 14:18 | ぼうけん | Comments(0)

羊をめぐる 16

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(旭川)

川村力子トアイヌ記念館


学校や住宅の並ぶ町中にひっそりとたたずんでいました。
記念館の中は、トンコリの音楽が流れ民具や剥製にアイヌ語の名前が添えられています。
子熊=エペレ
声に出して呼びたくなります。

なんだか懐かしいような気持ちになって歌い踊りたくなってきました。
不思議な節が喉の奥で鳴り始めます。
しばしタイムスリップしたみたいになる…

お土産屋のおばちゃんに衣装を着ての記念撮影を勧められたのでのってみる。

イイソネカ エサラキ=ようこそ
の看板の前で3人並んでパシャリ

この地に魂を吸われても悪くないなとふと思ってしまうほどいい気持ちのする場所でした。



フキの花がタンポポの綿毛のように種を付け舞っていました。
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by toprobato | 2012-06-06 13:57 | ぼうけん | Comments(0)