ト・プローヴァト

toprobato.exblog.jp
ブログトップ

-

a0123724_22111193.jpg

僕は午後の大半を草原を眺めて過ごした。草原を長いあいだ眺めていると、白樺の林のあいだから今にも誰かがひょいと姿を現わし、そのまま草原をつっきってこちらにやってくるような錯覚に襲われた。大抵はそれは羊男だったが、ある時には鼠だったり、ガール・フレンドだったりした。ある時にはそれは星印をつけた羊だったりもした。



『羊をめぐる冒険』 村上春樹
[PR]
# by toprobato | 2012-06-06 22:11 | ひつじ | Comments(0)

-

a0123724_2295046.jpg

「あまりうろうろすると熊に会うよ」と彼は言った。
「このあたりで一匹はぐれてるようだからね。昨日の午後あとをみつけたんだ。もしどうしても歩きまわりたいんなら、おいらみたいに腰にすずをつけるんだね」
羊男は衣裳の腰のあたりに安全ピンでとめた鈴をりんりんと鳴らした。



『羊をめぐる冒険』 村上春樹
[PR]
# by toprobato | 2012-06-06 22:09 | ひつじ | Comments(0)

羊をめぐる 17

a0123724_14185532.jpg

a0123724_14185560.jpg

a0123724_14185678.jpg

a0123724_14185627.jpg

(美唄)

アルテピアッツァ美唄


幼稚園と併設されているギャラリーは定休日だったので中に入れませんでしたが、周りには大きな彫刻が点在し、森へと続くアートの庭になっていたので散策気分で歩いて楽しみました。

森の奥では見たこともない松ぼっくりを拾うのに夢中になり、熊笹の林では「熊出没注意」の看板と鈴をいたるところで見つけ、ギョッとするのでした。


ここでも異空間を満喫

暑いくらいの昼下がり
[PR]
# by toprobato | 2012-06-06 14:18 | ぼうけん | Comments(0)

羊をめぐる 16

a0123724_1357214.jpg

a0123724_13572132.jpg

a0123724_13572166.jpg

(旭川)

川村力子トアイヌ記念館


学校や住宅の並ぶ町中にひっそりとたたずんでいました。
記念館の中は、トンコリの音楽が流れ民具や剥製にアイヌ語の名前が添えられています。
子熊=エペレ
声に出して呼びたくなります。

なんだか懐かしいような気持ちになって歌い踊りたくなってきました。
不思議な節が喉の奥で鳴り始めます。
しばしタイムスリップしたみたいになる…

お土産屋のおばちゃんに衣装を着ての記念撮影を勧められたのでのってみる。

イイソネカ エサラキ=ようこそ
の看板の前で3人並んでパシャリ

この地に魂を吸われても悪くないなとふと思ってしまうほどいい気持ちのする場所でした。



フキの花がタンポポの綿毛のように種を付け舞っていました。
[PR]
# by toprobato | 2012-06-06 13:57 | ぼうけん | Comments(0)

羊をめぐる 15

a0123724_1304454.jpg


田中さんに教えてもらった

ピンネ シリ=男の山

マツネ シリ=女の山


仁宇布にあったトロッコ列車の駅
「コタンコロ カムイ駅」

調べたら、コタンコロカムイ=シマフクロウ(村の神)とありました。


ますますアイヌ語が気になる。


本当に行く道行く道、声に出して読むと吹き出して笑ってしまうくらい楽しい響きの山や川、地名があってワクワクするのです。

「パピプペポ」とか小さいつ「っ」の発音が多く感じられたので、これは伝承語だからなのかなと思ってみる。
アイヌ語には文字がないので、聞き取りやすい音が使われているのかもしれません。




さあ、北海道最終日です。

小樽(フェリー乗り場)まで、一直線に帰るのはもったいない、それに出航までたっぷり時間はあったので、高速の途中下車をしながら観光することになりました。

・岡さんが調べていたアイヌ記念館

・矢野さんが一度訪れたことのあるアルテピアッツァ美唄

どちらもインターからそんなに離れていません。



とうとう羊さんとはさようなら


天塩川温泉を後にまずは旭川へ


どんどこどんどこ…
[PR]
# by toprobato | 2012-06-06 13:00 | ぼうけん | Comments(0)