ト・プローヴァト

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羊をめぐる 13

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松山農場さんへの道のりは、本当に真っ直ぐ一直線。



どんどこどんどこ…


前へ…前へ…



道路脇には残雪とともに水芭蕉の群生、フキや熊笹の密生が続きます。

そんな景色を繰返しながらとうとう宿舎トントへ到着。。

さすがに旅疲れが出てきていた3人は、変わりばんこして広ーいお風呂でリラックスタイム。。

お風呂の窓からは、溶け残った雪が寝そべっているという素敵なながめでした。。

トントの周りは白樺林とまだ放牧の始まっていない牧草地のみ、住居や羊舎は離れた場所にあるのでとても静か。

夕食までの時間ハンドスピンドルでちょっとだけ糸を紡ぎました。


ゆっくりしてから夕食をいただく。

メインは、タップリのジンギスカン!!

ちょっと炙るくらいでいいほどの新鮮なお肉は柔らかさが絶妙なのでペロリペロリ…一枚また一枚と…お腹におさまってゆくのです。
今までのジンギスカンのイメージをくつがえされてしまいました。


ご主人は羊の紙も作られていました。(油かな?皮かな?どの部分を使用されているかは聞きそびれてしまう。)

この辺りは、山村留学制度を取り入れられているようで、都会を離れ引っ越して来られる方たちを受け入れられているそうです。

また、空き家や廃校の多い集落などをアーティストさんなど、上手に活用して下さる方に使っていただきたいと探しておられました。

旦那さんと奥さんは、私達の旅の話に耳を傾けて下さり、相談にものって下さいました。

予定通り牧場を巡って来れたので予備日にしていた明日、何かお勧めの場所はないでしょうか?と伺うと、奥さんから思いがけない方を紹介されることに。

トントよりまだ先の、番地の無い場所にホームスパンをして暮らしている女性がいらっしゃると言うのです。

実際こちらの土地が気に入って移住して来られた方なのだとか。


どんな人なんだろう!?会ってみたい!!


さっそく奥さんを介して連絡を取り、オーケーをいただきました。

宿も未定だったので、温泉宿を紹介いただいて明日のルートがバッチリ決まって安心した3人、デザートのこれまた羊乳アイスをいただきながら広いリビングの本棚をのぞいたり、白樺細工のバックや小物類をお買い物したりして過ごしたのでした。



本棚には、村上春樹文庫と名付けられた棚もありました。

夏には、各地から集まって読書会をするそうです。



心地良い疲れとともに、ひたひたの充足感がやってきました。

たいへんくつろいだ夜でした。。。
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# by toprobato | 2012-06-05 14:03 | ぼうけん | Comments(0)

羊をめぐる 12

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(毘砂別→士別→仁宇布)


野村さんには、毎日ご馳走の3連泊させていただき大変感謝しながらお別れの朝となりました。

本日も3件巡り、ファームインします。



・かわにしの丘 しずお農場

サフォークがいっぱいいました。

こちらも広大な敷地の中に宿泊施設やレストランがありました。

見学者が多いのか、羊たちの中には寄ってきて撫でられるまま気持ち良さそうにするものもいました。
羊って警戒心の強い動物のはず…
ここにきて、触らせてもらったのは初めてです。



・羊と雲の丘・世界のめん羊館

こちらも、広大な土地のてっぺんに羊舎がありました。

世界のめん羊館では、狭そうでちょっとかわいそうになりましたが、色々な種類の羊たちが分けられて展示されていました。
フェルトのワークショップの様子も覗かせていただきました。

ジンギスカン発祥の地のようで、道沿いに羊の看板や旗が多く見られます。



・松山農場

こちらは、仁宇布( にうぷ )という不思議な響きの地名。

地図上でも私たちが巡る中で一番北になるので、いったいどんな寒いところなんだろう?電波通じるの?山の中迷ったりしないだろうか?なんて旅に出る前にはちょいと小心気味に想像していた所なのであります。


そして、偶然にも出航前に手にした物語


作者がまだ駆け出しの頃訪ね、その物語が生まれた場所


そんな架空のような土地が羊巡りとしては私たちの最終地点になるのです。



はてさて…



私たちの羊をめぐる冒険



ちゃんとしめくくることができるのでしょうか…
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# by toprobato | 2012-06-05 14:00 | ぼうけん | Comments(0)

変な山の名前シリーズ

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ポロシリ山

エタンパック山

ウペペサンケ山


オプタテシケ山

トムラウシ山

イチャンコッペ山


ポンヤオロマップ岳
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# by toprobato | 2012-06-05 13:57 | しぜん | Comments(0)

羊をめぐる 11

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(毘砂別)


野村さん宅は本当に和みます。

浜で汲んできた海水を薪ストーブで沸かし、夜みんなで飲んでる間中も、継ぎ足し継ぎ足しして塩作りされている様子がとても印象的でした。

縁側には、デジュリドゥが立て掛けてあります。
時々浜辺でのんびり吹いているそうです。

自身の畑で野菜や果物を育て、近所のおばちゃんにいただいた自家製海苔などで手際よくお料理されます。

本日もお弁当を持たせて見送ってくれました。



(恵庭→札幌)


・えこりん村

【環境負荷の軽減と社会貢献の「えこ」、動植物を含む自然環境とのつながり「輪=りん」がコンセプトの農場】

こちらには、羊の他にもさまざまな動物たちが広々と放牧され、30のテーマガーデンと、ガーデニング用品や苗などを扱うショッピングコーナーがあるので、一日たっぷり過ごせそうな場所です。

しかし、私たちの目的はまずもって毛、羊さんの毛なのです。
イベント準備に追われていた担当者さんに無理を言って対応していただくことになりました。

時間があったらゆっくりまわりたいと思いながら後にし、札幌へ。



・三岸好太郎美術館

教科書で見たことがあるダリのような絵もありました。

隣接の公演にて八重桜を拾うと、矢野さんが移動中おしりに敷いて、押し花にされました。



・マリヤ手芸店

大正15年開店の老舗

レトロな看板をかかげ、ビルの谷間にどっしりとありました。

岡さんは染料を、私は刺繍糸の数にあっとうされ棚の前から離れられません。

参考図書のコーナーもまた豊富で、3人とも見入ってしまいます。

絶対近所だったら通ってます。。



・モエレ沼公園

イサムノグチ設計
彼は完成を見ることなく亡くなっています。

人工の山や、時間指定で行う噴水アート、一つ一つの形がシンプルでダイナミックでした。

ここも近所だったら散歩コースなのに。。




本日は、牧場縛りを解いて、とてもアートな旅になりました。
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# by toprobato | 2012-05-30 23:44 | ぼうけん | Comments(1)

羊をめぐる 10

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(毘砂別)


連泊予定の野村さん宅に到着。

ご馳走を準備して待っていてくださいました。
地元のフキやウドに海の産物も加わりビールが進む進む。

どの牧場に聞いても毘砂別ってどこ?って言われちゃったよ〜
と笑い話になる。

島への便に合わせ、早めに切り上げ就寝→早朝薄暗いうちに出発。
野村さんも加わり女4人旅に。(野村さんのお弁当付き!)



(羽幌→焼尻島)


天気は羊雲り。

小雨混じりで船はよく揺れるのでみなさんごろ寝で移動。

こじんまりな島に到着後、ものの10分程で半周。

まず海岸にて女4人ガラス拾いに没頭するのでした。

おっぱいの形のものを無数に発見するも何なのかは未だに謎。。

野村さんは、自分の家のお風呂をガウディみたいにしたいので、とにかく夢中で拾っていました。

ここで私は犬笛の練習にも没頭。。。


・萌州ファーム
島の半分くらいしめているのでしょうか。。
海を見下ろす丘の上はずっとずっと羊・羊・羊……
放牧の様子だけを見て楽しむことに。
(原毛の仕入れについては、茶路さんのところで半ば燃え尽きていた岡さんと私。事前の連絡はひかえていたのでした。)


放牧地の脇を抜け、原生林を散策するコースに入るとイチイの木(こちらではオンコと呼ばれている)が自生している林が現れました。

強い海風と雪の重みで上に伸びないのだそう。
どの木も髪がなびくように90度くらいに曲がって時が止まったようなのです。

そんなオンコ以外にも摩訶不思議に曲がりくねった木や、アマゾンの方が似合いそうな木がずっと森の奥へと続いています。

桜の花びらが散って美しいうぐいす谷もあり、これは夢か幻か…
という気持ちになりながら引き返し、スタート地点に戻って車で反対側へ移動。

リメイク版『幸せの黄色いハンカチ』のロケ地や、島の重要文化財などを見てまったりした後、私だけ別行動するとまたしても謎めきたった場所に足を踏み入れることに。

たぶん、おそらく喫茶店のようでした。

横浜から移住してきた女性が一人でされていたそこは、彼女のプライベートスペースのようなお店。

描きかけのキャンバスや、デザイン用のペン、ぎっしりの本棚、クラッシック音楽…


不思議……不思議……


と思いながらカフェオレを飲み、船の時間までしばし異空間を味わったのです。
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# by toprobato | 2012-05-27 21:15 | ぼうけん | Comments(0)