お盆の帰省の時に連れて行ってもらった横須賀美術館では、“編んだ~わーるど展”が開催中でした。
203gowさん作の海の生きものたちに囲まれて、ニットが涼しげに泳いでいる風景ににんまりしてしまいました。
かぶりものコーナーでさらににんまり。
夏でもニット!!
夏ニット!!
毎年どう乗りきろうかって…モケモケ糸の中、暑さにもだえている時もありますが、こんな展示を見ていると元気と勇気をもらわずにはおれません。
それから…203gowさんのインタビュー記事の中で、うんうん!とうなずいてしまうものがあったので抜粋しておきます。
ーーー編み物の楽しさってなんですか?
編み物は、根気が必要と思われがちですが、一度コツを掴むと、どんどん編みたくなって自分の世界に入り没頭してしまいます。あまりにも心地よい編みの時間が続く状態を、ニッターズハイ(もしくはニッターズフロー)と勝手に呼んでいますが、集中力と、できあがった時の達成感は編み物ならではでしょうね。
老若男女国籍を問わず、リハビリなどにも使われていますが、なにより、一本の糸から、セーターや帽子などを作り、また解いて編みなおして着たり、編みぐるみなどにもなる面白い素材だと思います。
自由自在に変化する糸の形を追い求め、編み尽きないのが楽しく、飽きさせない所も魅力なのかもしれません。