ト・プローヴァト

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旅を終えて。

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ラオスへのショートトリップから帰ってまいりました。
船でメコン川を上がり、いくつかの村や洞窟、美しい滝を巡って象乗りツアーも体験してきました。

織物や蒸留酒、紙すきをして生活している村々は、日本もかつてはこうだったんだろうなぁと思わせる素朴な佇まいで、いつか行ってみたいと思っていたモン族の村や、蚕から絹糸を取り染色し、機織りしている村、綿花を紡いで機織りしている村、、手仕事の素晴らしい土地を訪ねることができたことは今でも夢のようです。

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この旅のきっかけになった、ラオス・モン族の刺繍にも出会うことができました。

生活風景そのままをカラフルに彩った刺繍……
家畜に餌をやっていたり、山から水を引いていたり、田畑で米やトウモロコシを収穫していたり、たまに猿に食べられて棒で追いかけていたり……
森の木々には果物がふんだんにぶら下がり、鳥たちや獣たちも生き生きと糸で描かれています。

いろんなシーンがあって、即興で選んだであろう色使いは一つとして同じものはなく、万華鏡のように人々の営みが伝わってきます。
帰ってからいろいろ調べてみると、この独特な世界は不自由な難民キャンプ暮らしから始まったことがわかりました。

山に暮らし、大麻を育て、繊維から布地を織り上げ、藍でろうけつ染めをして、細かなプリーツを作ったり、裾に刺繍を施して…などの工程を経て、婚礼用や一生ものの衣服を作るラオスのモン族。

質素な生活の中から、めいいっぱいのおしゃれ(文字の代わりを果たす表現、子孫繁栄などの祈り)=刺繍や機織りを代々受け継ぎ暮らしを彩る術を知っている人たちが、戦争の影響を受けながらもなお編み出してきた色、形があることに、またその世界がカラフルでユーモラスであることに心打たれています。



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by toprobato | 2018-06-12 11:36 | ぼうけん | Comments(0)