実家の時も山育ちだったので、鳥の声をよく聞いていた。
ポーポーとオカリナのようなお腹に響く山鳩、決まって夜の夜中に鳴くホトトギスが聞こえると、季節を感じるし真似したくなるような響きが好きだった。
こっちに来て最近聞くようになったのはカッコウ。
昼も夜もどこからともなく響いてくる。
プランターに植えていたパセリやバジルやレタスが大きくなってきてくれたので食べられるようになった。
それから隣のおばちゃんにワラビをいただいたので、もやしとキュウリとナムルにしてみた。
車のフロントガラスが粉でいっぱいになることや、喉がイガイガすることを相談したら、あの山のとこから、と指さしながら松の花粉だって教えてくれた。
所変わればなこともたくさんある
だけどいつだって
自然にまみれて
自然を見て、知って、食べて
飽きることなく続く
果てしない好きのままに